Aterm MP02LNでRakuten UN-LIMIT
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Aterm MP02LNでRakuten UN-LIMIT
最近コロナ自粛やリモート勤務のせいで都内に出ることが少なくなり、楽天回線エリアから外れていた自宅付近では、開通してあった楽天のUN-LIMITをほとんど利用することがなかったが、最近ふとエリア情報を見ると、いつの間にか自宅付近エリアまで楽天回線エリアが広がって入っていることに気づいた。
そういえば、前に使おうと思っていて、これまた放置したままになっていたAterm MP02LNもRakuten UN-LIMIT対応端末なので、これにSIMカード入れたら、普通に楽天回線を今なら自宅付近でも掴めるのかもしれない。そこでちょっと試してみることにした。
楽天が公式に発表している対応端末は以下。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/certified-products/ - 楽天回線対応製品
例えば、Atermであれば、MP02LNの他、Aterm MR05LN RWも対応しているようだ。
(公式で発表されている端末以外でも設定次第で使える端末もあるようで、いろいろと試している人たちのブログやまとめwikiサイト等を参照してもらいたい)
実際、MP02LNで楽天回線を使えるのであれば、5Gバイトを超過すると速度制限が発生するKDDIのパートナー回線と比べて使いやすく、自宅付近のカフェに行ってタブレットあるいはパソコンを持って行ってゲームし、WEBブラウズ、ちょっとした作業をするときにいいかもしれない。
APN設定不要でSIMカード入れるだけ
SIMカードを入れるとなると、APN設定とかちょっと面倒な設定が必要かと思うが、そんなことはなく、何も設定することなく楽天のSIMカードをMP02LNに入れるだけで電波を掴み、通信ができる状態になった。
Aterm MP02LNのスペック
製品名 | MP02LN |
---|---|
サイズ | 50(W)×91(D)×12(H)mm |
重量 | 71g (バッテリー装着時) |
連続使用時間 | 約10時間 |
充電時間 | 約2.5時間 |
通信方式・周波数 | LTE: バンド1(2GHz)、 バンド3(1.7GHz)、 バンド19(800MHz)、 バンド26(800MHz) WCDMA/HSPA: バンド1(2GHz)、 バンド6(800MHz)、 バンド19(800MHz) |
セキュリティ規格 | WPA2 WPA |
無線LAN対応規格 | IEEE802.11ac/n/a/g/b |
同時接続台数 | 10台 |
バッテリー | リチウムイオンポリマー 1,670mAh 着脱式 |
対応SIMカード | SIMフリー (nano-SIM) |
KDDIのプラチナバンド26(26は18を内包している)に対応しているのはもちろん、Rakuten回線のバンド3(1.7GHz帯)に対応している。
MP02LNは前機種MP01LNと比較してLTEバンド3に対応しているのが特徴となっており、Rakuten回線との相性は問題ないはずではあった。
実際SIMカードを挿すだけで、回線を掴み、PCをつなげてインターネットができることが確認できた。
なお、PCやタブレットからMP02LNに接続する際のSSIDと暗号化キーはデフォルト設定のものは、本体のバッテリーを外した裏に書かれている。
また、ディスプレイからもSSIDと暗号化キーは確認できる。
本体のMENUボタンを数回押して「端末情報」と表示されたら、電源ボタンを押す。そのあと、数回MENUボタンを押すとネットワーク名(SSID)と暗号化キーが表示される。
https://www.aterm.jp/support/qa/qa_external/00003/mp02ln.html - MP02LNのネットワーク名(SSID)と暗号化キーの記載箇所と記載内容
MP02LNの管理画面から接続バンドの確認
インターネットに簡単に接続されたのは確認できたが、それがパートナー回線ではなくてRakuten回線側になっていることはどう確認するのだろうか?
Android端末であれば、接続されている回線エリアは、Android版アプリmy楽天モバイルを入れれば確認できる。
しかし、MP02LNの場合は管理画面をWEBブラウザで開いてログを確認する必要があるようだ。
そこでMP02LNに接続しているPCからWEBブラウザで
http://192.168.179.1(初期値の場合)
を開いて、ログインして確認する。
初期状態でログインする場合はユーザー名はadmin、パスワードは本体バッテリーを外した裏に書いてあるWeb PWを参照する。
トップページ > 情報 > 通信情報ログ からコールログを選択してログを確認。
area information(area in, LTE, 44011[Rakuten], Home, connection enabled)
となっている部分で
44053だった場合はKDDIパートナー回線(バンド26)で
44011だった場合はRakuten回線(バンド3)だ。
今回は44011というログが出ているのでRakuten回線(バンド3)に接続できているようだ。やはり自宅までRakuten回線が広がっている状態になっていた。
気づけば、いつの間にか自宅にもRakuten回線を利用できるようにエリアが広がっていた。
ドコモなど大手キャリアの値下げプランへの対抗手段として、データは1GBまで無料という策を打ち出してきているRakuten UN-LIMITだけに、サブのSIMカードとしてはかなり魅力的であり、もっとカバーエリアが広がってくれば、メインとしても考えられる可能性が出てきたのかもしれない。